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2008.11.11 Tuesday

腰痛とゴルフ ~その①~

私は腰痛持ちです。その付き合いは今から40年ほど前、大学生だった頃に遡ります。
出会いは突然やってきました。当時寸暇を惜しんで(?)打ち込んでいたのがビリヤード。
なかでも"スリークッション"というゲームは実に面白く、見事に嵌まっていました。ある日、友人たちと真剣勝負中私の出番になり、キュー(玉を撞くための道具)をしなやかに扱いながら構えた途端「ウッ!」。腰の真ん中に激痛が走りそのまま固まってしまったのです。以来、およそ40年、何度か入院も経験し腰痛との関係、切りたくても切れない関係を深めてきました。

その間、社会人となった私は20代後半でゴルフに出会います。きっかけを作ってくださり、ゴルフの師と仰いだのが当時YBSラジオのパーソナリティーとして大人気だった上野久雄先生です。上野先生は後に短歌誌「みぎわ」を主宰されご多忙だったと思いますが、
ゴルフには時間を割いてくださり毎年何回かグリーンへお供させていただきました。

残念なことに上野先生は今年9月17日、病気治療の甲斐もなく81年の生涯を閉じられてしまいました。
「長身・包容力のある声・口髭の似合う長い顔・ギャンブラー・無頼・ダンディー・・・」様々な形容が浮かぶ先生のゴルフでの記憶・・・それはティーショットの瞬間にありました。一点を見据え集中する風貌には打ち終えるまで、何人も入り込ませない気魄とでもいうような何かがあったと思います。
「大柴さん、なかなか素養があるよ」初めてコースに出た時いただいたあの一言で私のゴルフ人生がスタートし、得がたい多くの先輩や仲間と知り合うことができました。
上野先生、本当にありがとうございました。

さて、腰痛との付き合いは年々密になる一方、ゴルフとの関係はおよそ4年前から途絶えてしまいました。腰痛(椎間板ヘルニア)の悪化が大きな理由です。再びティーグラウンドに立ちたいとの想いで腰痛体操や散歩、ジム通いなどを試みますが、少し改善すると安心して中断してしまうという性質(たち)が災いして徐々に"調子の良い期間"が短縮し、とうとう昨年12月末、山梨中央病院に入院、手術の運びとなりました。手術については1月末に実施し大成功、痛みも痺れも全くなくなり執刀していただいた千野孔三先生には感謝の言葉もありません。

かくして長年連れ添い、切っても切れなかった椎間板ヘルニアとの関係を絶つことができました。後は入院で落ちてしまった筋力を付け、ゴルフの復活を目指すのみ。そして、その日がやってきました。平成20年10月22日(水)場所は清里丘の公園ゴルフコース・・・
とここまで書いたところで随分長くなり些か疲れましたので、復活ゴルフについては次回
~その②~で書かせていただきます。スミマセン。


 


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