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2009.04.19 Sundayゆめみどりの「おみゆきさん」
4月16日付けの山梨日日新聞の1面に「御幸祭」、通称「おみゆきさん」の記事が 載っていました。
祭りの由来は、天長2年(825年)淳和天皇の時代に氾濫を繰り返す 釜無川の水防を祈願するため一宮(笛吹市・甲斐一宮浅間神社)、 二宮(笛吹市・美和神社)、三宮(甲府市・玉諸神社)の各神社から みこし3基が繰り出して甲斐市竜王の信玄堤に集結、近くの三社神社 を目指して練り歩いた(堤を踏み固めるため)のが始まりだと伝えられています。
みこしの担ぎ手は、黄色やピンクの女装束を身にまとい、おしろいや口紅で 見事に変身した男衆。「そこだい、そこだい」という独特の掛け声とともに 威勢よく練り歩きます。この掛け声はおそらく「目的地は遠いのかい?」 の答えとしての「そこだい、そこだい」では・・・と勝手に推測しています。 勝手ついでに、長い歴史の中では「どこだい、どこだい」「そこだい、そこだい」 と掛け合った時期もあったのかも知れませんね。
前置きが長くなってしまいましたが、実は、この「おみゆきさん」にちなんだ ある作品が「ゆめみどり」に飾られています。
ステンドグラスです。三社神社に向かって練り歩くみこしの行列が 表現されています。
制作は、北杜市小淵沢町のある「ステンドグラス工房 DEN」 の ステンドグラス作家、田畑広さんです。 (http://www.denkoubou.net) また、作品の横の説明文は、甲斐一宮浅間神社の神職、 古屋真弘さんに監修をお願い致しました。
ゆめみどりの正面玄関を入っていただくと真っ先に作品が目に飛び込みます。
「そこだい、そこだい」の掛け声と同じように私たち介護の仕事も 「ご利用者にとって当り前の生活の手伝いをさせていただく」という 目標に向かって一日一日、一歩一歩、お互いに声を掛け合って 進んでいきたいと思います。
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