2021.06.24(Thu)
訓練室からの風景
当施設は、山の中腹に建てられ、また日当たりの良い東向きの為
甲府盆地や山々をめでる事ができます。
その為、施設をご利用される方々から「あの山はなんていう山?」
との質問をよく受けます。今回は、訓練室から見える景色をご紹介したいと思います。
① 愛宕山 標高423m (通称:正午のドン山)
1872年(明治5年)頃から、通称正午のドンと呼ばれた午砲台が置かれ
1936年(昭和11年)にサイレンが採用されるまでの約64年間にわたり
正午を知らせる時計代わりとして、甲府市民に親しまれていたそうです。
② 夢見山 標高400m (通称:夢山)
夢見山は、標高約400mの小山で昔は夢山と呼ばれていました。
よい夢を見る山として、武田信虎・信玄にまつわる伝説があります。
それは戦国時代、信虎が夢見山に登り、山頂でうたた寝をしていると
信玄が誕生する夢を見たそうです。
目が覚めると、城から若君誕生の知らせが届き、信虎は大変喜んだそうです。
③ 大笠山 標高548m
愛宕山、夢見山と連なる甲府三山の中でも最も標高が高いのが大笠山です。
④ 大日影山 標高734m
甲府三山よりも際立って標高が高く(734m)、
冬にはここの山頂だけに雪が積もっています。
⑤ 長松山
長松山の中腹には、甲府市街を見渡す「平和観音」という真っ白で
美しい観音様が姿をみせてくれています。
太平洋戦争末期の7月上旬、市街地の7割以上が灰となった
甲府大空襲の惨禍をくぐり抜けた人々が、平和を祈念して
建てたものだと言われています。
台座が15メートル、観音像が12メートル、近くまで行き
そのお姿を見上げると、左手には透明の大きな球を乗せています。
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訓練室のベランダ
この景色を眺めながら、天気の良い日には新調した麦わら帽子をかぶり
ベランダ(1周41メートル)を大勢のご利用者様がお話をされながら、
何周も歩かれています。
是非、この素晴らしい景色を見に遊びに来て下さい。
リハビリテーション課