2009.02.12(Thu)

今年も行けなかった十日市

「甲府盆地に春を呼ぶ・・・」という冠言葉で紹介される祭りがいくつかあります。

甲府柳町の大神さん、若草町の十日市、湯村塩沢寺の厄除け地蔵尊祭・・・。

このうち10日、11日に行われた十日市今年も行けませんでした。

 

 

実は、ゆめみどりは今年7月で満3歳になります。

開設当初、臼と杵がなく平成18年、19年の年の瀬の

餅つきは、先輩施設である甲府相川ケアセンターから

借りてきてペッタン!ペッタン!していました。

 

そして去年。

年明けに十日市で購入しようと思っていたものの、気付いた時には

十日市は終わっていました。

やがて師走に入り、暮れも押し詰まった23日に急遽

増穂町平林に臼井次長とともに車を飛ばし、念願の

木工品を手に入れた次第であります。

 

保坂さんの工房.JPG

   保坂さんの工房

 

今年の十日市は臼を提供してくださった保坂静夫さんに

お礼に行くつもりだったのですが仕事の都合で断念、

この場をかりて「保坂さんありがとうございました。

おかげさまで暮れにはおいしい餅がつけました」

 

 

臼.JPG

 

ところで、十日市といえば「ないものは猫の卵と馬の角

といわれますが、「ないものは牛のたてがみと馬の角」と

いう方もいらっしゃいます。牛を押す方の理由は、「元来

十日市は、物々交換が始まりです。農耕が主という地域柄

を考えると 猫vs馬 より 牛vs馬のほうがしっくりして受け

入れやすいのでは・・・とのことです。

 

 

先日の山梨日日新聞では、猫vs馬で記事が書かれていました。

いづれにしましても、「ないものはない!」というキャッチフレーズに

変りはない十日市!!!今年は2日間でおよそ16万人の人出

だったそうです。

 

来年はぜひ出掛けて、値切り交渉を楽しんでみたいと思います・・・。