2009.07.20(Mon)
吉田永正さんと身延山大学生
きょうは、午後2時からハンドベルのボランティアがありました。
ハンドベルというと12月(クリスマスなど)のイメージですが、
盛夏の中のハンドベルの音色は、間違いなく涼を届けてくれました。
演奏してくださったのは、身延山大学の学生さん5人と、去年から
ボランティアの協力をいただいている甲府市高畑の永照寺の住職で
永照寺幼稚園理事長の吉田永正さん。
吉田さんは、とにかく多芸な方でまずは「荒城の月」のピアノ演奏
で始まりました。
演奏していくうちに、会場からの歌声が次第に大きくなり、
いつの間にか一体感が。
ここで、吉田さんは間髪を入れず、二の矢を放ちます。
それは、ハンドベルの演奏。
持参した、たくさんのハンドベルをお年寄りの皆さんに
音階別にグループ分けして持っていただき、音のチェック
をしながら、コンダクターよろしく体全体で指示を出します。
すると、さっき初めてハンドベルを手にしたばかりのご利用者
が、見事、演奏者に早変わり。
とにかく、常に動きながら飽きさせない工夫を随所に
織り交ぜ引っ張っていきます。
吉田「いいですかー、ハンドベルは下向きで振ると
御詠歌になってしまいますから上向きで振りましょう」
時には、職員も演奏に加わったり、
吉田マジック(手品)を披露したり、
にぎやかで、とても楽しいひと時でした。
ところで、吉田さんと一緒に参加してくださった5人が学ぶ
身延山大学は、日本で一番小さい大学だそうです。
現在の学生数(1年~4年)は126人。
また、平成17年度から仏教福祉学科が開設され、
社会福祉、介護福祉、児童福祉を学ぶことができます。
日本一小さいということは、先生と学生の関係がとても
身近で、学びやすい環境といえそうです。
今、教育に求められている一つの側面「人づくり」を
大切にしているに違いありません。
そして、帰り際、吉田さんからサプライズなプレゼントを
頂きました。
今年、3月20日に上梓されたご自身の著書です。
『いのち輝くとき ~教育・医療へのメッセージ~』
(日蓮宗新聞社刊)
ありがとうございました。次回もぜひ!!
お待ちしています。