2010.02.23(Tue)

「第15回福祉公開セミナー」で多くの人にお会いでき感謝の90分でした。

 

2月20日(土)

社会福祉関係者や一般の人を対象に毎年開かれている

「第15回福祉公開セミナー」が今年も開催されました。

 

主催は、山梨県社会福祉士会と山梨県介護福祉士会。

15回目の今年は、両会より私に講師の依頼があり、

少しでもお役にたてるならと、ない頭をひねりながら

「個と個のつながりを大切にして ~介護の現場から~」

というテーマで講演させていただきました。

 

会場は甲府市朝気にある男女共同参画センター(ぴゅあ総合)の

2階会議室。

 

講演.jpg 

土曜日の午後2時からという貴重な時間にもかかわらず

会場にはおよそ80人の方が詰めかけてくださいました。

 

介護の世界の大先輩が最前列にご主人と座っていたり、

よく見ると知人の医師などの顔も見え

うれしいやら、緊張するやらの1時間30分でした。

 

実は私は、ラジオ大好き人間です。理由は一人ひとりと

自由に繋がることができるということ。またとても「想像的」で

とても「創造的」でもあること。そして、ありのままを受け入れ

連続する瞬間を表現していくドキドキするような「ライブ感」等々。

 

民放のアナウンサーとしてマイクの前でしゃべり続けて30年。

福祉・介護の世界に入って5年。

共通することがいっぱいあります。

基本は、人と人のつながりです。

 

そこで、あえてテーマを「個と個のつながり・・・」として日頃感じて

いることを中心にお話しさせていただきました。

 

講演1.jpg[

 

特に福祉・介護の現場で仕事をしている方が会場には

多数いらっしゃったので話の内容はともかく、何か一つでも

「ヨシ!あしたからも笑顔で一丁やったるか!」というような

元気(ちょっとオーバーですが・・・)をお持ち帰りいただければと

思いつつの90分でした。(一方通行だったかな?)

 

どんな仕事にもストレスはつきものです。とりわけ人と人の

関わりで成り立つ介護は、ストレスのタネに満ち溢れています。

 

ほおっておくと大事になりかねません。なぜならば誰もが仕事以外の

生活の中にもストレスを抱えているからです。

ストレス+ストレス=次第に自らを追い詰めていく。

 

では、どうしたらいいのか・・・。私は思います。

「S0S」を誰かに伝えること。つまり人に頼ること。

自分の話(本音)を聞いてくれて、時に背中をそっと押して

くれるような人につらいことを話してみること。。

必ずいますよそういう人。

そして、日常を動かしてみましょう。自分のために。

 

○大切にしたい「四つの”ば”」 (一日の三分の一を費やす仕事だからこそ)

 1.働く場     

 1.学びの場  

 1.成長の場

 1.言葉

  四つ目は些かイレギュラーですが、全てにおいて

  大切な土台です。こんなことも締めくくりに

  お話しさせていただきました。  

  

公演の最後では、全国老人福祉施設協議会が制作した

DVD「笑顔をありがとう 介護フォトコンテスト」をご覧いただき締めることができました。

このDVDは、おととしの第1回フォトコンテストの入賞作品を、

歌手のしおりさんの「Smile」にのせて紹介している9分間の作品です。

 

今回のセミナーを企画してくださった山梨県社会福祉士会

山梨県介護福祉士会の特に事務局の方々、そして

会場で私の拙い話しにお付き合いいただいたお一人お一人に

心より感謝申し上げます。

「ありがとうございました」