2010.12.05(Sun)
和みの時間でした。~花洋会の日舞~
≪12月の異名≫
おうとう(黄冬)、おとづき(弟月)、おやこづき(親子月)、かぎりのつき(限月)、くれこづき(暮来月)、けんちゅうげつ(建丑月)、ごくげつ(極月)、しわす(師走)、はるまちつき(春待月)、ばんとう(晩冬)、ひょうげつ(氷月)、ぼさい(暮歳)、ろうげつ(臘月)・・・・・(Wikipediaより)
とうとう今年もあと1ヶ月。
上に掲げた異名の中では師走が最もポピュラーですね。
この”師”は僧侶のことで、走り回るほどの忙しさ・・・という説があります。
そこで一首。
『夜が明けた 昔言いせる「師走」なり 僧師走らず 待つやお歳暮』
ゆめみどりをご利用いただいている今年95歳、小田切傳翁の作品です。
翁曰く「最近はあまり坊さんが走らんようだね。家の中でお歳暮を待っているのかね?」
さて、12月1日。この日はたっぷり日本情緒につかりました。
花ノ本寿(花ノ本流15世宗家)の直弟子である花ノ本寿洋先生が主宰する
花洋会のメンバーが日舞を披露してくださいました。
出演者(敬称略)
花ノ本寿洋
長田洋照
中島洋暁
笠井めぐみ
西川扇一奈(西川流)
〈曲〉
会津磐梯山
武田節
さのさ
いたこ・松づくし
辰巳育ち
(長唄)あやめ浴衣
踊りとともに、三味線や琴の音が会場いっぱいに流れ、
12月始めながら、一気にお正月ムードに包まれました。
花洋会の次回がとても楽しみです。
ありがとうございました。