2011.03.25(Fri)

「東日本大震災」の12日後、防災訓練実施しました。

3月23日、防災訓練を行いました。

その報告の前に、「東日本大震災」で尊い命を奪われてしまった方

お一人お一人のご冥福をお祈り申し上げます。

そして被害に遭われた全ての方に心よりお見舞い申し上げます。

 

今回は、3月11日の「東日本大震災」発生から僅か12日後の実施。、

参加者が誰しもあの時の長い揺れを体感しているだけに高い

防災意識の下で訓練を遂行できました。

 

訓練

《通報・避難誘導・初期消火・消火栓一人操法・非常用防災機器の説明》

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最後に、参加者全員で、あらためて大地震など非常災害

に見舞われた際の心構えや行動について確認をおこないました。

 

ところで、「東日本大震災」は、未だ被害の実態把握ができない状況が

続いています。グニチュード9.0の大地震、過去に例をみないほどの大津波、

そして原発事故。亡くなった方,行方不明の方の多くは、大地震の後襲ってきた

大津波に命をさらわれました。まさに想像を絶する自然の恐ろしさといえます。

しかし、福島の原発事故は全く違った恐怖を日本のみならず世界中

につきつけています。

 

ある全国紙には「天災が暴きだした人災」という表現が使われていました。

 

被災された人々の復旧から復興への歩みは始っています。しかし、

原発事故に関しては何一つ明確な対策が打てず、あたかも大規模火災に

対してバケツリレーをしているかの如き印象です。そして放射能物質による

土壌汚染問題は食を揺るがす大問題に発展、風評被害というより風評災害

というべき事態になっています。

 

自粛ムードが日本中に広がるなか、一方でこうした時こそこれまで通りの

生活をするべきだとの機運も高まっています。

「今、私たちにできることは何?私たちがやるべきことは何?」誰もが

自らに問いかけ、行動に移しています。世界の多くの国から励ましの声や

支援が届いているといいます。

 

「誰かのために何かをする」

人間に与えられた本能であり、果たすべき使命なのだと思います。

支え合うことが大きな『希望』につながることを信じて。