2012.02.10(Fri)

「そして鬼も笑顔になったとさ」 ~節分に生まれた深イイ話~

日記に綴るのが遅くなりましたが

2月3日は節分でした。

あまりの寒さにうっかり忘れそうになりましたが暦どおり豆まきをしました。

 

鬼の表情を中心に「人と鬼の心のふれあい」をお楽しみください

                           by.大柴堅志(*^_^*)

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     シルエットのなかに鬼が2匹!

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      スキンシップを図りたい鬼!

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     面を取り素顔を見せた奥の鬼!

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節分の豆では物足りなくなりお手玉を要求する鬼! 

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        仲たがいを始める鬼!

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何故か笑い出す鬼!(来年の話しをした訳でもないのに…)

 

半端でないこの冬の寒さに、「鬼はーーー外」というのは寒くて鬼がかわいそう・・・

という声が上がり、今年は「福はーーー内、鬼もーーー内」になったとか、

ならなかったとか。

 

そんな人間の優しさに触れ、普段は強面の鬼たちが思わず素顔を

さらけ出してしまいました。そうなんです。本当は鬼も笑顔が大好き

だったのです。ただ、人間が作り出した”鬼のイメージ”を壊してはいけない

という鬼世界の申し合わせから笑顔を隠す”鬼の面”をつけていたとのこと。

 

厳しい冷え込みと人間の思いやりが鬼の本当の姿を導き出したのかもしれません。

この日以降、鬼たちは怖いお面を着けることなく笑顔で毎日を過ごしているそうです。

そして、人々からは「鬼」ではなく「おにいさん」と呼ばれています。

 

最後に、一人の「おにいさん」がつぶやいていました。

『俺たちより本当に怖い心の持ち主が人間の中にいそうな気がします。

 そのことが気がかりでとっても怖い!」と。

 

                       おしまい