2012.06.30(Sat)

コミュニケーションについて学ぶ ~施設内勉強会~

 

6月26日 19:15から

「施設におけるコミュニケーション」

     ~誰の為にコミュニケーションを必要とするのだろう?~

をテーマに施設内勉強会が開かれました。

 

講師は社会福祉法人善隣会 緑が丘デイサービスセンター

   所長  小川ひろみさんにお願いいたしました。

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       小川ひろみ講師

【コミュニケーションとは?】

♢ 「通信、伝達」=さまざまな「情報内容」「手段」「伝え合う」こと。

      ・言語コミュニケーション (オーラルコミュニケーション)

      ・非言語コミュニケーション(身振り、手振り、表情など)

   

   ☆最も大事な作用は「情緒の交流」

 

♢ 普段どんな場面で情緒の交流を意識しているのか。

    家庭  社会環境  職場  友人

   ●例えば「職場」でのコミュニケーションはどうか?

      ご利用者とは意思の疎通ができている、感情のやりとりができている

        ⇒情緒の交流ができている? 同僚とは??  考えてこともない???

 

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♢ 介護におけるチームケアの基本

   ●ご利用者の生活を支えるすべての人・・・

      専門職(介護、看護、医療、福祉)・家族・友人・社会が情報を持ち寄り

      共有し活用する。

   ●施設の職員はご利用者への対応ができればそれでよいのか?

       ・・・否。まず人として「人」と関わることがスタートライン。

       ●職場においては同僚とのコミュニケーションこそが最初に行うコミュニケーション。

         ↓          ↓         ↓

   ※厳しい評価をするならば・・・

       相手を認めない、他者の意見を受け入れない=「自分を曲げない」

       「信念」「プライド」という理由づけをする人は『チーム』に適さない。

   ・・・なぜならば、介護は人と人とのかかわり。

     対人援助サービスにおいて、相手をあるがままに受け止め、受け入れる

     受容の態度で「相手の望むものが何かと考え提供できることが基本。

         「あいさつ」「笑顔」はその最初の手段!!!

 

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  ◎ 誰の為にコミュニケーションを必要とするのか?

       ご利用者の為に、ご家族の為に・・・

       自分自身のために必要なのではないでしょうか!

と講師の小川さんは結んでくださいました。

 

職員間の意志疎通抜きに介護は成立しない・・・そのとおりだと思います。

お忙しい中、職員の学びにご協力いただきました小川さん、

本当にありがとうございました。

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