2010.03.17(Wed)

椎名慎太郎先生と石部典子さんのトークが本に!(FM甲府編)

 

きょうは、本の紹介です。

 

『教えて 椎名先生』

   ~コミュニティー放送の知的冒険~

 

山梨学院大学をこの3月末で退職される椎名慎太郎先生が

FM甲府でおしゃべりをしていた番組のコーナーが一冊の

本になりました。 

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番組のタイトルは「ごきげんな昼下がり」

コーナータイトルが「教えて椎名先生」

 

番組パーソナリティーである石部典子さんとの電波にのって

届けられた楽しいやりとりが、そのまんま活字に起こされ

刊行されたということです。

 

その出版記念パーティーが13日、甲府市内のホテルで開かれました。

椎名先生の交友関係の広さを物語るように会場には、法学、考古学、環境

など様々な分野の関係者をはじめ、石部典子ファン(私もその一人)など

およそ200人が集い、なごやかに盛り上がりました。

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「文化、歴史、社会、環境・・・椎名教授が、注目の話題を解説」と

本の帯にあるように、あの歴史上の話、あの人の話、あの問題の話・・・

が解りやすく楽しく活字になっています。

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番組を聴いた方は、改めて本でお二人のトークが楽しめ

聞き逃した方は、活字からトークの内容や場面を

イメージしちゃいましょうという優れもの。

FM甲府さんのフットワークの良さから生まれた逸品だと

個人的に絶賛しています。

 

椎名先生の益々のご活躍と、石部さんの益々ためになるおしゃべりを

期待しています。 

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2010.03.16(Tue)

優勝の栄誉とBIGな賞品を目指して・・・合唱大会

  

「ゆめみどり合唱大会」栄えある優勝チームは!!!・・・(ドラムロール)

 

大いに盛り上がった「合唱大会」は今回が3回目。

各チームの競い合いが回を増すごとに熾烈になってきました。

 

【参加チーム】・・・出場順

    ① Aユニットチーム

    ② Cユニットチーム

    ③ デイサービスチーム

    ④ Bユニットチーム

    ⑤ Dユニットチーム

 時間調整役  事務所チーム

 

では、大会のおまかな流れを写真でお伝えしましょう。

 

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Aユニット・・・・・「北国の春」

 
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Cユニット・・・・・「あんたがたどこさ」

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 デイサービス・・・・・「二人は若い」

 

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Bユニット・・・・・「りんごの唄」

 

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Dユニット・・・・・「上を向いて歩こう」

 

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 事務所(時間つなぎ)・・・・・「なごり雪」

 

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【結果発表】

 

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♢ 優勝・・・・・デイサービスチーム

♢ 準優勝・・・Aユニットチーム

 

       

 

 

 

【表彰式】

 

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    表彰式の後、全員で「青い山脈」を歌いました。

 

というわけで、歌声と笑顔の中3回目の合唱大会を無事終えることができました。

終了後、あちこちから「あーーー楽しかったよーーー」

との言葉が聞かれ、実行委員会のメンバーは皆、後姿まで笑顔で

ぐちゃぐちゃになっていました。

 

また、次回が楽しみです。

 

 

 

 

2010.03.14(Sun)

「生涯一捕手」野村克也氏のぼやきの真髄は。

  

“ぼやき”の真髄に触れたい。

「生涯一捕手」の野球への熱を聴いてみたい

 

以前から思っていた、プロ野球東北楽天イーグルスの

前監督、野村克也さんの講演を聴く機会がありました。

 

会場は東京:グランドプリンスホテル赤坂。

野村さんの講演は、全国老人福祉施設協議会が主催した

「社会保障プラチナセミナー」の二日目(3月10日)、

「トップマネジメントセミナー」での席上でした。          

 

演題は「若者に夢を!人を育てる」

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あの感じ(?)でゆっくり会場に入られ、あの感じで

中央のイスに腰を下ろし、あの感じで周囲を見回し

そしてあの感じで話がスタートしました。

 

第一声は確か「えーー何かすごい場違いなとこへ来たなー」。

講演の内容についてはとても書き尽くせませんが

野球人生54年、勝負師としての野村目線のお話を

随所に興味あるエピソードを交えながらぼやかれました。

 

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曰く『人作りが全ての基でゲーム作り、チーム作りにつながる』

曰く『野球は団体競技。十人十色の集団をまとめるには

   「人は自己愛に生きている」ことをまず理解すること』

曰く『組織はリーダーの力量以上には伸びない』

曰く『教えないコーチは名コーチ(メジャーの名言)』=問題意識を高める。

曰く『人生3人の友を持て!①師と仰げる人①教えてくれる人①直言してくれる人』

 

エピソードとしては、奥様の話・田中マー君の話・原監督の話などなど。

詳述はゴメンナサイです。

 

最後にせっかくだからお土産を・・・ということで

 ウェイン・W・ダイヤー(私の記憶違いかもしれませんが)の

著書から「成功者の共通性」として15のポイントを披露してくれました。

1.強い気力、忍耐力

2.現状に満足しない

3.得意技を持つ

4.逆境の時こそ悲観的になるな

5.失敗を生かす

6.感性を磨く

7.創造(想像)性を大切にする

8.判断力と決断力

9.計画性

10.己を知る

11.組織優先

12.過去に生きず今、未来志向

13.良き協力者を持つ

14.豊富な専門知識

15.成功者は押し並べて「運が良かった」という

そして、「愛を持って接することが人を育てる基本」という

言葉で講演を締めくくりました。

 

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わずか1時間の講演でしたが、会場全体が愛のあるボヤキに

包まれました。

そして、野村流ボヤキの極意は「間(ま)」にあると確信しました。

そしてそして様々な場面での「絶妙な間合い」例えば・・・打者と捕手

とのかけ引き監督と選手、妻と夫、演者と聴衆・・・・・・。

 

Wikipediaに載っていました。

・貧しくてバットが買えず、一升瓶に海水を入れて素振りをした話。

・ヒマワリと月見草の話。

・オールスターでの同リーグ投手のデータ収集、特に稲尾との駆け引き

・今まで見た投手の中で最も球の速かったのは金田正一

・対戦した打者の中で最も怖かったのは榎本喜八

江夏を動かした台詞「プロ野球に革命を起こそう」

などなど。

 

野村監督、ありがとうございました。

太い信念を軸の生き方、

生涯一ノムさん」でこれからも更なるご活躍を!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2010.02.28(Sun)

高齢者虐待と不適切ケアの勉強会

 
  

2月25日(木)

ゆめみどりの認知症ケア委員会主催の施設内研修会が

午後7時15分から開かれました。

 

テーマ: 「高齢者虐待と不適切ケア」

講師 : 堀田介護課長

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 また、「これって虐待?(不適切ケア)」についても

グループワークで問題点の洗い出しや改善策について

話し合いました。例えば・・・・・

・自分で食事が摂取できるのに時間の節約のため職員が全て介助してしまう。

・トイレのドアを開けたまま排泄介助をする。

・黙って車椅子を動かす、車椅子を押すスピードが速い、急な方向転換。

・内服が難しいからとといって、錠剤を何でも砕いて食事と混ぜて服薬する。

・職員が利用者の生活スペースを走り回る。

・職員同士の私語が多く利用者を見ていない。

・職員同士が職場内で「あだ名」や「ちゃん」付けで呼び合っている。

・子ども扱いをする。

・「ご飯を食べないと点滴になっちゃうよ」などと不安をあおるような言い方をする。

・利用者が同じことを繰り返し訴えると無視してしまう。

 

上のケースは、日常起こりうる幾つかの例ですが、

参加者には、様々な気付きがあったようです。

 

身体の介護・生活の援助・言葉がけ・そして各々の倫理観・・・

基本は、丁寧な言葉遣いからではないでしょうか。

ぞんざいな言葉は使わない・・・その意識だけで様々な

波及効果が生まれます。

気付いたら実践しましょう。 

 

忘れてはいけないのは

「今、私の・あなたの目の前にいらっしゃる方は私達の

人生の大先輩なのだ」ということです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2010.02.23(Tue)

「第15回福祉公開セミナー」で多くの人にお会いでき感謝の90分でした。

 

2月20日(土)

社会福祉関係者や一般の人を対象に毎年開かれている

「第15回福祉公開セミナー」が今年も開催されました。

 

主催は、山梨県社会福祉士会と山梨県介護福祉士会。

15回目の今年は、両会より私に講師の依頼があり、

少しでもお役にたてるならと、ない頭をひねりながら

「個と個のつながりを大切にして ~介護の現場から~」

というテーマで講演させていただきました。

 

会場は甲府市朝気にある男女共同参画センター(ぴゅあ総合)の

2階会議室。

 

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土曜日の午後2時からという貴重な時間にもかかわらず

会場にはおよそ80人の方が詰めかけてくださいました。

 

介護の世界の大先輩が最前列にご主人と座っていたり、

よく見ると知人の医師などの顔も見え

うれしいやら、緊張するやらの1時間30分でした。

 

実は私は、ラジオ大好き人間です。理由は一人ひとりと

自由に繋がることができるということ。またとても「想像的」で

とても「創造的」でもあること。そして、ありのままを受け入れ

連続する瞬間を表現していくドキドキするような「ライブ感」等々。

 

民放のアナウンサーとしてマイクの前でしゃべり続けて30年。

福祉・介護の世界に入って5年。

共通することがいっぱいあります。

基本は、人と人のつながりです。

 

そこで、あえてテーマを「個と個のつながり・・・」として日頃感じて

いることを中心にお話しさせていただきました。

 

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特に福祉・介護の現場で仕事をしている方が会場には

多数いらっしゃったので話の内容はともかく、何か一つでも

「ヨシ!あしたからも笑顔で一丁やったるか!」というような

元気(ちょっとオーバーですが・・・)をお持ち帰りいただければと

思いつつの90分でした。(一方通行だったかな?)

 

どんな仕事にもストレスはつきものです。とりわけ人と人の

関わりで成り立つ介護は、ストレスのタネに満ち溢れています。

 

ほおっておくと大事になりかねません。なぜならば誰もが仕事以外の

生活の中にもストレスを抱えているからです。

ストレス+ストレス=次第に自らを追い詰めていく。

 

では、どうしたらいいのか・・・。私は思います。

「S0S」を誰かに伝えること。つまり人に頼ること。

自分の話(本音)を聞いてくれて、時に背中をそっと押して

くれるような人につらいことを話してみること。。

必ずいますよそういう人。

そして、日常を動かしてみましょう。自分のために。

 

○大切にしたい「四つの”ば”」 (一日の三分の一を費やす仕事だからこそ)

 1.働く場     

 1.学びの場  

 1.成長の場

 1.言葉

  四つ目は些かイレギュラーですが、全てにおいて

  大切な土台です。こんなことも締めくくりに

  お話しさせていただきました。  

  

公演の最後では、全国老人福祉施設協議会が制作した

DVD「笑顔をありがとう 介護フォトコンテスト」をご覧いただき締めることができました。

このDVDは、おととしの第1回フォトコンテストの入賞作品を、

歌手のしおりさんの「Smile」にのせて紹介している9分間の作品です。

 

今回のセミナーを企画してくださった山梨県社会福祉士会

山梨県介護福祉士会の特に事務局の方々、そして

会場で私の拙い話しにお付き合いいただいたお一人お一人に

心より感謝申し上げます。

「ありがとうございました」

 

 

 

 

 

 

 

 

2010.02.12(Fri)

「厄除け地蔵尊祭典」が過ぎれば・・・きっと春!

 

今日は、早朝雪が舞いました。

わずかな時間でしたが、さすがに雪を見ると一瞬にして

スッポリ冬感覚に包まれます。 

 

ましてや、このところの特に朝の寒さに「春待つ心」が

萎えそうになっていただけになおさらです。

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甲府盆地に春を呼ぶという3つの祭りのうち

「柳町の大神さん」「若草の十日市」がすでに終わり

残すは「湯村・塩沢寺の厄除け地蔵尊祭」だけです。

あす(13日)とあさって(14日)、お地蔵さんが耳を開いて

我々庶民の願い事を聞き入れてくださるとのこと。

 

お願いしたきことは多々ありますが、まずは「春よ来い!」

あっと、これでは神様にお願いするには相応しくない言葉遣いですね。

 

「神様、春の気配をそろそろお願い致します」

 

などとゆめみどりの施設内をブラブラしていると、

何と気配があったんです。

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     去年より1週間ほど遅れての梅花一輪!

 

耳が開く前に願いが通じた???「これってフライング???」

今年の「厄地蔵さん」は、ばっちり願いを聞いてくれそうです。

 

改めてのご案内ですが、お地蔵さんの耳が開くのは

あすの正午から、あさっての正午までです。

周辺道路は交通規制がありますのでご注意ください。

 

 

 

 

 

 

 

2010.02.03(Wed)

甲府・柳町の「大神宮祭」とともに『鬼は~~~外!』

 

2月3日、きょうは節分

そして、明日が立春です。

暦の上では・・・という言葉が頭につきますが

    『春なのです』

 

そういえば、甲府盆地に一足早く春を呼ぶといわれる

甲府・柳町大神宮の「大神さん」。ちょうど今頃、

赤鬼、青鬼の出番(追儺式・ついなしき)かもしれません。

 

不況の時は、人出が増えると言われていますが

今年は、3万人くらいでしょうか。

 

ところで、大神さんに負けてはならじと

ゆめみどりでも今日あちこちで

「福はーーー内!    鬼はーーー外!」の大声が

施設内に響き渡りました。

 

では、ご期待に応えて写真で豆まきを紹介します。(-_-)zzz

 

【デイサービスの鬼】

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【Cユニットの鬼】

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  プロも注目(?)の一投に鬼も泣きべそ!退散!

 

【Dユニットの鬼】

 

 
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というわけで、春を迎えるべく季節の伝統行事を楽しみました。

 

福を呼ぶにつけ、鬼を追い出すにつけ

大切なのは『まめ』・・・「豆」そして「忠実」ですね。 

 

 

 

2010.01.14(Thu)

書初めをご覧戴くことは「アンチエイジング」に通ず!

 

「一年の計は元旦にあり」といわれます。

その年の目標や抱負などを年頭に際し念頭に刻む???。

 

正月おなじみの書初め大会が三が日を中心に行われました。

【企画・主催:レクリエーション委員会】

 

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そして今、ご利用者・職員合同の全作品が

ゆめみどりギャラリー『1階の廊下』に展示されています。

 
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  ギャラリー『1階の廊下』

 

早速、今年の作品群をご紹介しましょう。

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 今年、最も目立った言葉は「元気」。次いで「笑う・笑顔」

さらに「健康」「食」「がんばる」などです。

(去年のトップは「健康」 でした)

 

また今年の特徴として、文章系の作品が増えたように思います。

例えば、「たのしく元気」「笑って生きる」「嫌いな物を減らす」

「トラクター乗りたい」「八十代後半を頑張りたい オットもう九十才近いのか」

「腹回りダイエット」「清く正しく美しく」などなど。

 

ぜひ、ギャラリー「1階の廊下」にお運びいただき

立ち止まってご覧下さい。 

 

突然ですが、最後になぞかけを一つ。

 

 「ゆめみどりの書初め展示と掛けて何と解く」

「アンチエイジングと解く」

「その心は」

「ろうか(老化)が止まる場所です」

些か苦しいのですが、お後がよろしいようで!

  

  『 元気が一番!!!!!』

 

 

 

 

2010.01.12(Tue)

山梨学院付属高校イレブンと横森巧監督が一体となって極めたてっぺん!

 

予報・・・「県中西部でも雪になりそう」

 

確かに言っていました。

しかし、いつものように高を括っていました。

「どうせ、周りの山が白くなる程度だろう」と。

 

お昼ごろから、目の前を白いものが舞い始める。

不意を衝かれた感覚がありましたが、すぐ思い当たりました。

「この雪は、全国高校サッカーで頂点に立った山梨学院の

優勝パレードを演出する天からの贈り物に違いない」

 

きのう、国立競技場で行われた全国高校サッカー選手権決勝戦で

初出場、初優勝という快挙を成し遂げた山梨学院付属高イレブン。

その優勝パレードが今日行われました。

 

残念ながら、きのう(決勝)も今日も現地ではなく、テレビニュース

での参加(?)で、生で観た人はうらやましい限りです。

 

雪にもかかわらずパレードの沿道には大勢のファンが集まったとのこと。

ほとんどの声援は「優勝おめでとう!」であり「ありがとう!」だったことは

想像に難くありません。

 

山梨学院イレブンはもちろんですが、特にチームを率いた横森巧監督には

心よりお祝いの言葉を贈らせて頂きます。

 

国立で胴上げされる横森先生の映像。満面の笑みとともに左右の手のひらが

目一杯開かれ、胴上げする子供たちとまさに一体となって全身で喜びを味わって

いるように感じられました。

 

「チームがまるかってこそ勝利を手に出来るんだ」 

1980年代、横森監督が韮崎高校を率いて、選手権5年連続ベスト4以上、うち

準優勝3回という快挙を刻んでいた当時、監督自身が良く口にしていた言葉です。

 (まるかるというのは甲州弁で「まとまる。束になる。→一体となる」の意)

 

当時、私はサッカー中継の取材者として横森監督の言葉を必死に書きとめていた

ことを思い出します。

 

1982年(昭和57年) 国立の決勝で清水東に4-1で敗れ準優勝だった時も

記憶が定かではありませんが雨かみぞれの中、健闘を讃えるパレードが

 行われたように憶えています。

 

横森監督にとって3度目の正直にならず、またもや準優勝だったあの清水東戦、

青島秀幸選手にハットトリックされる劣勢の中、後半20分過ぎ大歓声に迎えられて

ピッチに立ったのが腎臓疾患のためフル出場がかなわない(医師からは一試合

15分以上のプレーはするなとの指示)羽中田昌選手でした。

 

私の大先輩である小松明美さんの著書「ゴールを狙え」にはこう書かれています。

『速いドリブルでゴールに疾走する並の選手と一味違うプレーはスタンドを大いに

沸かせた。決勝戦の実況を担当したNTVの舛方勝宏アナウンサー

「羽中田は男だ。羽中田、打て」の名放送と共にいつまでも心に刻まれる

名場面になっている』

 

この後、バイク事故で脊髄を損傷しサッカー選手としての飛躍を断念した羽中田さん

(去年まで四国社会人リーグ・カマタマーレ讃岐監督)にとっては、

このゲームがプレーヤーとしての最後のゲームでした。

 

あの当時、H2O(エイチツウオウ)トリオと呼ばれ全国に名を馳せた3人のFW

(羽中田昌、保坂孝、大柴剛)をもってしても成し得なかった全国制覇。

その偉業を初出場で果たした山梨学院付属高校イレブンの戦いぶりは

実に見事であり、またさわやかで全国のサッカーファンに強烈な感動と

印象を残したことは言うまでもありません。

 

高校スポーツは選手の才能もだが、やはり指導者だと言われます。

横森監督の巧みな戦術と人心掌握術、そして時にマッチした指導力が

選手に浸みわたりチーム全体がまるかったからこその日本一!

 

全国4,175の参加校の中で唯一負けた涙を流せなかった山学高イレブン!

そして、横森監督へ。

   『悲願の 全国の てっぺん おめでとうございます!!!』

 

       雪の白は、勝利をたたえる祝福の色 (^O^)/

 

 

2010.01.11(Mon)

初春の伝統の技、ハシゴのり披露(甲府消防記念会四番組)

 

正月恒例行事の一つ「消防出初め式」が今日、

ゆめみどりで行われ初春にふさわしい伝統の技が

披露されました。

 

妙技を披露してくれたのは『甲府消防記念会四番組』

石田英雄組頭をはじめとする14人です。

 

今日は、名物のからっ風は吹かなかったものの、

外は寒いこともあり、木遣りと纏(まとい)は施設の中で

披露されました。

 

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    石田組頭の口上

 

天井の高い交流広場に木遣り唄が効果的(程よいエコー)

に響く中、威勢よく纏が振られました。 

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そして、いよいよ梯子乗り。

 

一見して、優に5mはある梯子だけに、会場は

玄関前の駐車場に変わりました。

 

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 見ているだけでハラハラ、ドキドキの高所での妙技!!!

「遠見」「八双」「逆さ大の字」などが披露されました。

 (すみません。写真と技名が把握不足なもので(~_~;))

 

上空を見上げながらのご利用者からは「オーーー」

「へえーー」などの感嘆の声とともに拍手が沸き起こっていました。

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 簡単に妙技などと言ってしまいますが、一朝一夕で出来るものではありません。

梯子に乗って演技をする人、下で支える仲間の皆さん、お互いの

連携によってのみ成立する伝統の技です。

 

何よりも大切なのは、当り前かもしれませんが

    『信頼』ですね。

「介護の仕事も、まったく同じだし、人との関りの基本かもね」

など、カメラのレンズを構えながら感じたことであります。

 

「四番組」の皆様、来年もお待ちしています!!!!!。